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ホンダの「フィット」「ザッツ」がリコール!エアバッグの不具合で死者も!対象車種の確認方法を記載! [自動車]

2014年11月14日付けで、ホンダがフィット・アリアとザッツのリコールを発表した。
日本では不具合による負傷者などは発生していないものの、海外では死亡事故も発生している非常に危険度の高い不具合だ。

不具合内容が同じなため、フィット・アリアとザッツ双方のリコールについて取り扱います。

エアバッグ展開時に破片が飛散する不具合


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不具合箇所はエアバッグのインフレータ。インフレータはエアバッグを膨らませるために火薬を爆発させ、ガスをエアバッグ内に充填させるための装置です。

インフレータ内部の火薬は本来完全に乾燥されていなければならないのですが、一部のインフレータの火薬が若干水分を含んでしまうことがあります。これのせいで火薬が発火しないということは無いのですが、水分は加熱で容易に膨張し、それにより火薬の圧力が高まり、火薬爆発時の威力が倍増してしまいます。

そうすると、想定より強い爆発が起き、本来の爆発では破損しなかったはずのパーツが破損し、エアバッグのガスと一緒にドライバーに破片が飛び散ってしまうのです。

141113_1.jpg

海外で事故が発生したのは日本より熱いマレーシアの夏。外気温などに依存する不具合のため、日本では不具合が発生しにくいと予測されていますが、真夏の酷暑で発生してしまう可能性は十分にあり得ます。
ドライバーの顔に向かって膨張するエアバッグの展開時に、顔や首に向かって部品の破片が飛んでくるのは非常に危険です。

この冬の間にホンダの代理店で早めに修理しておくべきでしょう。

確認方法は?対象台数は合計70797台


フィット・アリア、ザッツ合わせておよそ7万台。

平成14年1月24日から平成20年1月18日までに作られた車両が対象で、新しい車種には関係がありません

期間内全ての車両が対象というわけではなく、一部の車両が対象です。

型式や車両番号は、自動車検査証を見れば分かります。

img_certificate.gif

フィット・アリアの対象型式は以下の8種。
LA-GD6/7/8/9 :GD6, GD7, GD8, GD9 の4種
DBA-GD6/7/8/9 :GD6, GD7, GD8, GD9 の4種

ザッツの対象型式は以下の2種。
LA-JD1/2 :GD1, GD2 の2種。

対象車種は販売台数に比べてかなり少なく、どうやら一部の工場で作られたパーツのみの不具合なのでしょう。

型番が一致した場合は以下のホンダのリコール対象確認ページが便利です。
車検証の車両番号を入力し、対象車種かどうかの確認が出来ます。
ホンダHP:4輪 リコール・改善対策検索

その他、詳しい情報はホンダのホームページを御覧ください。
ホンダHP:ザッツのリコール
ホンダHP:フィット アリアのリコール

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※本記事内の情報は十分に精査された上で執筆されていますが、対象車種の見落とし等がある可能性も御座います。必ずメーカーサイトの案内などもご確認ください。


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