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パナソニックのLet'sNoteバッテリーがリコール!加熱出火の恐れあり!対象機種が3倍に……確認方法は? [パソコン]

2014年5月28日付けでPanasonic製ノートパソコンのバッテリーがリコールの対象になっていた件で、11月13日に対象機種が大幅に拡大されました。
対象機種は3機種から11機種に拡大され、対象台数も20万台になりました。
さらに、機種によってバッテリーの位置や対象バッテリーの品番が違い、確認方法がかなり複雑になっています。

バッテリーの出火、原因は調査中


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不具合箇所はバッテリーで、製造過程に不具合があったとされているが、ボーイング787の出火事故でも分かるように、バッテリーの出火事故の原因調査は非常に難しいものとなっています。
依然詳しい原因は分かっていないようで、最初に対象になっていた型番以外にも不具合が起こることが分かり、急遽対象型番が拡大されました。

出火と言っても油に火がついた様に燃え上がるわけではなく、煙が出たり周囲が焦げたりと言った程度で、膝に置いていたらじわじわ熱くなってくるのですぐに気づくはずです。とは言え、煙が出ているのに気づかずに放っておけば火災につながる恐れもあり、対象型番だった場合にはすぐにバッテリーを交換する必要があるでしょう。

確認方法は?対象台数は計20万台


ノート型PCだけでなく、タブレット型業務用端末なども対象になっています。

シリーズや本体の型番が一致したとしても中に使われているバッテリーが対象ロットではない可能性もあり、かなり複雑な製品確認が必要です。
新しい製品であれば問題はありませんが、2011年4月から2012年9月の間に生産されたバッテリーが対象です。

まず、対象となるバッテリーが入っている可能性のある本体型番は以下の通り。
CF-S10シリーズ
CF-N10シリーズ
CF-SX1シリーズ
CF-SX2シリーズ
CF-SX3シリーズ
CF-NX1シリーズ
CF-NX2シリーズ
CF-NX3シリーズ
CF-H2シリーズ

PCの表面に刻印されているため、これは分かりやすい筈です。

シリーズ型番が一致したら、次は中のバッテリーを見てみましょう。
シリーズごとにバッテりーの形や取り外し方が違いますが、どの機種でもつまみのような物があるので、取り外しに道具は必要ありません。電源が切れているのを確認してから取り外しましょう。
(取り外し方が分からない場合は、公式HPのサポートを確認してください)

取り外せた場合、バッテリーの型番と製造ロットを確認します。
型番はメーカー名の側、ロットはバーコードの側に記載されています。

「CF-S10、CF-N10シリーズ内蔵バッテリー」
CF-VZSU60AJS
CF-VZSU61AJS
CF-VZSU64AJS

<対象ロット>※◯は任意の英数字
〇〇◯A

141113-3.jpg

「CF-SX1、CF-SX2、CF-SX3、CF-NX1、CF-NX2、CF-NX3シリーズ内蔵バッテリー」
CF-VZSU75JS
CF-VZSU76JS
CF-VZSU78JS
CF-VZSU79JS

<対象ロット>※◯は任意の英数字
B〇〇◯
C1〇〇
C24◯、C28◯、C29◯、C2K◯、C2L◯、C2P◯
C36◯、C37◯、C38◯、C3G◯
C45◯、C4A◯

141113-4.jpg

「CF-H2シリーズ内蔵バッテリー」
CF-VZSU53AJS

<対象ロット>※◯は任意の英数字
B8〇〇、B9◯◯、BC〇〇
C1〇〇、C2〇〇、C3〇〇、C9〇〇、

141113-5.jpg

生産ロットで対象生産時期に当たるかどうかを確認していますので、ロットまで一致しなければ改修交換は出来ません。

詳細な型番確認やお申込みはパナソニックのホームページを参照してください。
パナソニックHP:ノートパソコン用バッテリーパック交換・回収のお知らせ

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※本記事内の情報は十分に精査された上で執筆されていますが、対象車種の見落とし等がある可能性も御座います。必ずメーカーサイトの案内などもご確認ください。


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