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ホンダの調査リコール!エリシオンなど13万台!普通のリコールとは違うのでご注意を! [自動車]

2014年12月9日から、ホンダが日本初の調査リコールの実施を発表しました。
対象となるのは「インスパイヤ」「セイバー」「ラグレイト」「エレメント」「MDX」「エリシオン」ですが、細かな車両番号などは発表されていません。

調査リコールって何?


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通常のリコールは国の規定に基づき、「不具合があることが確定した製品」に対して、不具合の情報を届け出、全ての対象製品を無償で修理・交換などを行うものです。このため、メーカーはいち早く修理を行うために、代替部品などを全力で生産して用意する事になります。

しかし、調査リコールは「不具合の可能性がある製品」を自主的に回収し、不具合が本当にあるかどうかを調査するためのものです。メーカーに課せられた義務ではありませんので、車両番号などを公開することなどはせず、通常の業務の延長上で修理対応を行います。

もちろん無料で修理を行いますが、あくまで部品が用意出来た分だけ順次行うとのことです。
不具合が発生しやすい、高温高湿環境の多い沖縄などから行うそうです。

そのため、通常のリコールとは違い、対象車種だからと言ってすぐに代理店で修理を受けられるわけでありません。
対象となる車両番号なども公開されておらず、ユーザーはメーカー側からメールなどで連絡が来るのを待つ他ありません。

タカタ製エアバッグへの不信拡大


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タカタ製エアバッグが正しく展開せず、破片を飛散させて乗員を殺傷していまうと言う致命的な不具合があることが発覚して以来、米国を中心に大規模なリコールが行われており、今回のホンダの調査リコールもそれに該当するものです。

先日、トヨタが明確に不具合があると確認されていない助手席側のエアバッグのリコールを行いましたが、これも実質的にはホンダの調査リコールに近い性質を持っています。

本来であれば、タカタが不具合の範囲や原因などを明確にして対処するべき問題ですが、タカタの対応が不十分だとして、米国ではタカタ製エアバッグを使用しているメーカーに対して調査リコールを促す動きあります。

つまり、「タカタが信用出来ないから、タカタの製品を使っているメーカーが独自に調査しろ」ということなのです。

日本車への不信感に繋がると言う懸念もあり、今後はホンダ以外の日本メーカーも自主的に調査リコールを行う可能性が高いでしょう。

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